黒ずみ撃退マン出動

明日は仕事は休みかな、、とまどろんでいると電話がジリリンッとなった。
誰だろうと電話を取ってみると、電話の向こうで女の子が泣いている。
「あたいのお肌に黒いしみができちまったよぅ・・ グスッグスッ。。」誰かと思いきやフローリングゆか子ちゃんではないか!?

「どうしたっ?とにかく行ってやるから待っとけ!」と言うなり受話器をたたきつけ、愛車に乗り込み8時間の道のりを平均時速200㌔でぶっ飛ばしていった。

ついてみると、確かにゆか子の小麦色のお肌には黒いしみができているではないか!

黒ずみ撃退マン出動

「あたいがこんなんだから、彼はこの部屋から出ていっちまったんだい、、」
「うぅっ、こんなんなっちまって。。すぐに直してやるからな」

まずはこの黒いしみを消してやるぜっ、と、
「これひとつでしみもあばたも消えてしまうのヨン」とIKKOさんお勧めのBBクリームをシンナーで2倍に薄めてスプレーガンでこれでもかっ!と親の仇のように塗りこんでいく。

黒ずみ撃退マン出動

「アイヤー、あたいの顔がのっぺらぼうになっちまったよう」と、大騒ぎするゆか子をなだめつすかしつしながら、資生堂マキアージュのペンシルを使ってシワシワを書き込んでやった。。

黒ずみ撃退マン出動

「ほらよ。。黒いの消えちゃってるんだかんねー」とこのように元通り。。

じゃあまたな、と帰りかける俺っちに「ありがとう。これでまた新しい彼を迎えられるよ」というゆか子が眩しすぎてしばらく見とれてしまった。
「お前さん、こんなにきれいだったんか・・・」
いかん、このままゆか子のところで一緒に住んでしまおうかという考えが頭に浮かんできて離れない。俺っちを見上げるゆか子も残ってほしいと言っているかに見える。
しかし残してきた家族はどうする・・・

悩みに悩んだ俺っちは「よしっ、俺も男だ!」とおもむろに立ち上がり携帯電話をムンズッとつかんでダイヤルする。  プルルル・・・・

「あっ、今日の作業終わりましたー」

帰りは行きよりも車をぶっ飛ばして、補修マンは愛する家族のもとへ帰っていったのでした。

おちまい。。

ところで、きょうの場所は不在だったので外にキーボックスが付けられていたのですが、これが教えられた番号で開かない。担当者に聞こうとするも連絡が取れず、困った困ったとダイヤルをめちゃくちゃにグリグリ回していると、いきなりパカッと開いてしまったのです。
うーん・・・  キーボックスも頼りにならないですね。。

ダブルドラゴンでした。